2026/01/09 07:45

第1回:なぜ英語が聞き取れないのか?

〜音声知覚の壁と、今日からできる対策〜


「英語を毎日聞いているのに…」その原因は?

「毎日YouTubeや英語教材を聞いてるのに、聞き取れない…」
そんな風に悩んだことはありませんか?

実は、「聞き取れない原因」は、あなたの耳が悪いからではありません!

多くの英語学習者に共通する原因は、以下の2点です。


✅ 聞き取れない主な2つの理由

① 音の変化に脳がついていけない

  • 英語の音は「つながる・消える・弱くなる」特性があります。

  • 例えば:

    1. “What do you want to do?” → 「ワダヤワナドゥ?」のように変化

この音の変化(音声変化)を知らないまま聞こうとすると、知っている単語すら聞き取れなくなります。
つまり、「知識としての単語」と「音としての単語」が一致していないのです。

② チャンク(意味のかたまり)で処理できていない

  • ネイティブスピーカーは、1語ずつではなく意味のかたまりで理解しています。

  • 例:

    1. “I’m gonna go.” → 「アイム・ガナ・ゴー」
      (I’m / gonna / go というリズムで処理)

日本人学習者は、「I / am / going / to / go」と1語ずつ処理しがち。
その結果、音のスピードについていけなくなるのです。

🧠Ortega(2009)はこう述べています:

“言語処理の流暢さには、自動化された音声認識が不可欠である。”
つまり、音を「かたまり」で処理できるようになることが、理解の鍵となるのです。

『Understanding Second Language Acquisition(2009)』

🔁 英語コーチングと音声知覚の関係

私の英語コーチングでも、「音声知覚」からスタートする学習法を採用しています。

なぜなら、リスニングもスピーキングも、まずは「音が聞き取れる」ことが土台になるからです。
私たちは、「聞き取れない音は話せない」という原則をもとに、以下のようなステップで学習を進めています。


📘 コーチング式:5ステップで英語力を伸ばす流れ

  1. 音声知覚:正しく音を聞き取れるようにする(今回のテーマ)

  2. 意味理解:語順のまま理解する(第6回で詳述)

  3. 概念化:言いたいことをシンプルに構成する(第10回参照)

  4. 文章化:文法・単語を使って英語で組み立てる

  5. 音声化:実際に口から出してスピーキングへ


👟 今日からできること:リスニング力UPの具体策

① シャドーイングを始めよう

  • ネイティブの音声を聞いてすぐにマネする練習

  • 最初は意味がわからなくてもOK!

  • 「発音のリズム・抑揚・速さ」に耳と口を慣らす

② 字幕と音のズレを体感しよう

  • YouTubeや映画で、英語字幕を表示してみましょう

  • 聞こえた音と、書いてある文字を比べると「音の変化」に気づけます

📝 例:
“What are you going to do today?”
→ 「ワラユゴナドゥトゥデイ?」と聞こえる!


🔚 まとめ:聞き取れないのは「才能」ではなく「訓練不足」

聞き取れないのは、自分の英語力が足りないのではなく、聞き取りの方法を知らなかっただけ

音の変化とチャンク処理に着目して、
今日からシャドーイングと「音と文字のズレ探し」を始めてみましょう!

英語コーチングでは、これらのステップを個別にサポートしています。
気になる方はぜひ一度、無料の英語学習相談に来てくださいね 😊